メンタルケア

大人こそ絵本を読むべき?2025年おすすめ 大人向け絵本3選

おすすめ絵本三選

みなさんは子供のころから絵本など、読んでいたでしょうか?
子供の頃、私はあまり本を読む習慣がありませんでした
絵本すらあまり読んだ記憶がなく、テレビで放送されていた「しまじろう」や「ドラえもん」のような作品しか覚えていません。独自性のある絵本については、ほとんど記憶に残っていないのです

人と動物たちが協力して、ケーキかなんだったか料理を作るような絵本を読んだことがあるような気がしますが、何を作っていたのかは曖昧です。

皆さんは、子供の頃に読んだ絵本を覚えているでしょうか。

私はむしろ、今の方が絵本を読む機会が増えているように感じます。
絵本に関するコミュニティに参加していることもありますが、物語を解釈する力が少しずつ身についたことで、より深く楽しめるようになったことが大きな理由です。

たとえば、「100万回生きたねこ」は、私は幼少期に読んだことがありませんでした。大学生の頃、偶然ブックカフェで手に取ったのですが、もし子供の頃に読んでいたとしても、今ほど深く物語を理解することはできなかったと思います。
幼い頃の私なら、きっと「悲しい物語」と感じていたでしょう。ですが、今の私には、それだけでなく「優しさに満ちた物語」としても受け取ることができます。

どうして「大人こそ」なの?

絵本にはさまざまな作品がありますが、子供よりも、感性が磨かれつつも現実に疲れてしまった大人こそ読むべきだと感じます。
「きれいごとだ」「現実はそんなに甘くない」「大人の世界は複雑だ」と思う方もいるかもしれません。

しかし、複雑なのは社会のシステムや、それに伴う人間関係であり、根本的な思想や価値観は、大人も子供も変わりません。
絵本は、大人になって忘れかけていた考え方や思考を再認識する機会を与えてくれます。

それゆえ、日本の政治家、さらには世界中の政治家にも絵本を読んでほしいと感じます。
この国は民主主義国家であり、識字率も比較的高いのですから、的外れなことにリソースを割くよりも、絵本の普及に力を入れる方が良いのではないでしょうか。

もし彼らにまだ健全な解釈力が残っているなら、そしてそれが世界中に広がれば、私たちが抱える悲しみの連鎖を少しでも食い止めることができるかもしれません。

おすすめの絵本 -厳選3冊-

それでは、私の考える大人こそ読むべきおすすめ絵本を厳選三冊ご紹介します。
王道の一冊、衝撃的な一冊、そしてあまり知られていないけれど大好きな一冊です。
気になった方は、ぜひ読んでみてください。


1. 星の王子さま(サン=テグジュペリ)

王道中の王道。大人になってから読んだ方も多いのではないでしょうか。
私自身、この作品が大好きで、日本語版(通常の文庫版と愛蔵版)、英語版、フランス語版と、複数の言語で購入してしまうほどの「リトルプリンス信者」です。

少し前に「星の王子さまミュージアム」が閉園してしまい、とても寂しい気持ちになりました。
この作品には、アイロニカルで風刺的な要素もありながら、

「たいせつなものは めに みえない。」

という名言がふと登場する、珠玉の一冊です。

人気作品ではありますが、私は「点灯夫の星」と「飲んだくれの星」が特に好きです。
どこか哀れに感じつつも、共感してしまう部分があり、私自身も何かを忘れるために飲んでいて、何を忘れたかったのか思い出せないことが、あったり、なかったり…。


2. おぞましい二人(エドワード・ゴーリー)

実際の殺人事件を題材にしているため、子供が読むには非常にセンシティブな内容です。
しかし、人間の中に潜む残酷さや恐怖を的確に描いており、怖いもの見たさもあいまり、大人が読んでも楽しめる作品だと感じます。

読んでいて心地よい気持ちには決してなりませんが、それこそがこの作品のリアルな創作と感情なのです。
今の世の中でも、もしかしたらこうした事件は珍しくないのかもしれないという恐怖を感じさせる、非常に印象的な絵本です。


3. そらいろ男爵(ジル・ボム)

大人になってから、知人の読み聞かせ会で出会った一冊です。
私の友人「ジェームズ」は歴史学を専攻しており、民間伝承や部族の物語に詳しいだけでなく、絵本というイラスト中心の伝達媒体にも造詣が深く、自ら創作活動もしていたそうです。

ある日、こじんまりとしたカフェの隅の席で、彼が読み聞かせてくれたのがこの作品でした。
表面的には戦争を題材にしていますが、その解決策が非常に秀逸で、戦争の愚かさが深く心に沁みる作品です。

現実の戦争も、この絵本のようにすべて消えてしまえばいいのにな。

おわりに。

どうだったでしょうか?
もちろん既に読んだことがある作品もあったのではないでしょうか?
最後の一切は私のイチオシなのですが、もし機会があったら、是非お手に取って読んでみてください。
ここまで読んでくださったあなたなら、きっとお好きになると思いますよ。
いつの時代も、絵本を含めて本はよいものです。
ゆっくり自分のペースでいきましょう。
それでは、また。

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ABOUT ME
クモリ ノチ
クモリ ノチ
ブロガー / IT会社員
理系博士課程修了後、研究職を経てIT分野へ転身。
“心を丁寧に扱いながら働く”をテーマに、メンタルケア・キャリア・支援制度について発信。
曇りの日や雨の日にも寄り添えるヒントを、ゆるやかに届けます。
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