メンタルケア

完璧な日常って、どんな日々? – 毒親からの解放 –

完璧な日常って、皆さんはどんな日々を思い描きますか?

綺麗で広い庭付きの家。三ツ星フレンチの高級料理。好きなだけペットと暮らして、仕事に行かずに、好きな人たちと過ごせる毎日。一日中寝ていられる日々。

確かに、どれも魅力的かもしれません。そして、それぞれが今あなたの心が求めている「本質」なのだと思います。


6畳間の古いアパート。もちろんペットなんて飼えない。飼えるとしたら、勝手に同居してきた我が物顔の虫たちくらいのもの。

スーパーに行ったら、まず値下げコーナーで安いカップ麺やパンを探して、もやしを買っておく。明日も朝から仕事で、寝る時間も4時間取れれば良い方。

朝起きて仕事に向かい、電車に揺られて、周囲の人から全身ツボ押しスタート。帰りも遅く、暗い部屋の電気をつけて、上着も脱がずに布団へダイビング。そのままネットの海にもダイビング。

今書いたよりも、もっとしんどい生活をしている方もいるでしょう。家に帰れるだけマシで、会社に連泊が続いていたり。終電・終バスを逃して、ネカフェで夜を明かすこともあるかもしれません。

“今”、しんどいですよね。

お風呂に入るのも、髪を乾かすのも、何かを食べるのさえしんどい。

さっきのは会社員の視点でしたが、学生だって同じです。特に、いわゆる「毒親」を持つ家庭では、毎日が逃れようのない地獄のようなもの。

思い通りにならなければ暴力や暴言が降り注ぎ、心を殺して自分を守ることで精一杯。それでもなんとか、生き延びてくれている。

私や、私の大切な人たちがそうであったからこそ、絶対に力になりたい。必要としている人たちに、生き抜くため、そしてその環境を捨て去るために必要な情報を届けたい。

少しでも、誰かが苦しい“今”を捨て去れるように。願いと祈りをこめて。

毒親から逃げる方法

いわゆる毒親(モラハラ・セクハラ・DVなど)を持つ子どもたちは、まずその日常の根底から抜け出したい、逃げ出したいと願います。

  • ある人は復讐を誓い、
  • ある人は現実からの逃避を願い、
  • ある人は心を閉じ、脳を停止させて。

自分の帰る家が、安心できない場所、怖い場所、戦場なんです。そう思って当然です。

しんどくて、でも誰にも当たれなくて、自分を守るために、自分自身を傷つけてしまう人もいるでしょう。ストレスを解消するために。決して少なくありません。

たとえ自らを傷つけたとしても、
生き抜いているあなたは、誰よりも偉い。

決して「良い行為」とは言えないかもしれません。しかし、そうしなければ心が壊れてしまうのなら、そうしなければ身体まで止まってしまうのなら、それでも生きているという事実のほうが、ずっと尊いのです。

方法はあります

毒親から逃げる方法は、あります。むしろ、あなたは「毒親を捨てる」んです。あなたの意志で。あなたの決断で。

もちろん、簡単ではありません。リスクもあります。リスクのない道、絶対に安全な道は存在しません。

(もし「絶対に逃げられる」「必ず○○できる」と謳っているなら、9割9分は詐欺です。気をつけてください。)

けれども、実行できれば多くの自由を手にできる可能性があります。家に帰っても自分の時間を持てる。好きなだけ自由に時間を使える。罵詈雑言も聞こえない。そんな日常に近づけるかもしれません。

“したたかに、しなやかに”生きましょう

これからブログで紹介していく方法を実行するには、やはり「したたかに」いかなくてはなりません。相手は狡猾で、支配的な大人です。こちらもクレバーに、戦略的に動く必要があります。

使えるものはすべて使って、頭を使っていきましょう。いくつかの記事に分けて、重要な制度や実際の方法を発信していきます。

大丈夫です。……大丈夫じゃないかもしれませんが、それでも大丈夫。あなたの味方は、ここにいます。

どうか、少しでも早く、あなたの日常が自由に満たされますように。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
それでは、また。

ABOUT ME
クモリ ノチ
クモリ ノチ
記事URLをコピーしました